日記を書いて、一日の後始末をする

こんにちは!ひなたです。

50歳になり、日記をつけ始めました。小学校の宿題以来です。

なんとなく、自分が書いたものが残ることに気恥ずかしさがあって、今まで一切書いていませんでしたが…。

日記をつけ始めるきっかけになったもの、それは丸山俊雄さんの「後始末」でした。

丸山俊雄さんの「後始末」

丸山俊雄さんは、戦前戦後の日本を生きた教育者で、幸福の生活法則を発見した、倫理運動の創始者であると、丸山俊雄さんのウェブサイトで紹介されています。

丸山俊雄さんのことは、日本講演新聞令和5年1月16日号の水谷もりひとさんの社説で知りました。

日本講演新聞についてはこちらの記事で書いています(おすすめの新聞です!)。

水谷さんはその日の社説で、丸山俊雄さんが生涯をとおして取り組んだ「後始末」について書かれていました。

  • 席を立ったら椅子を入れる。
  • 靴を脱いだら揃える。
  • タオルを使った後は端をピンと引っ張って整える。

何気ない日常の風景ですが、これも立派な「後始末」とのこと。

すぐに実践できそうな「後始末」ですよね。周りの人への気遣いを感じられ、心も整う感じがします。

そして、

  • 一日の締めくくりとして日記をつける。

これも「後始末」とのこと。

丸山俊雄さんは、一日の後始末として日記を付けていて、亡くなる日の朝まで日記を書き続けたと、社説で紹介されていました。

無事一日を終えることができた感謝を日記に綴る

さらに、水谷さんは社説で、「行ってきます」には「ただいま」という言葉が、「行ってらっしゃい」には「お帰りなさい」という言葉が締めの言葉だと続けます。

出かける人の無事を祈る気持ちや、無事戻ってきたことへの感謝の気持ちが込められていると。

普段家族がかわすこんな言葉も「後始末」だったんですね。

朝出かけた人が戻ってくるって、当たり前のことなのかもしれません。

しかし、昨今の災害ととおしてわたしたちは、それが当たり前ではなく、有難いことなんだと気づかされました。

今日も無事一日を終えられたことへの感謝を日記に綴り、新しい日を迎える。

亡くなるその日まで…というのは自信がありませんが、感謝の気持ちを忘れずに続けていきたい「後始末」です。